木月祗園町の漢字についての発見!

みなさんこんにちは、タンジです^^

先日福街周辺を歩いていた時、なんとも気になるものを発見いたしました。

住吉小学校近く、渋川にかかっている橋なのですが…

「祗」の右上に点がありますよね…?

「祗園」の文字はこれまでたくさん見てきたけれど、右上に点が打ってある字を見たのは、今回が初めてです。

そういえば以前福地さんが、

「”祗園”の”祗”の字は、氏の下に線があるものとないものがあって、木月祗園町の正式な表記では、線がある方の漢字を使うんですよね」

と教えてくれたこともありました。

この”祗”の字、もしかしていろんなバリエーションがあるのでは…?

という疑問を抱き、調べてみることに。

川崎市の地名を調べるなら、まずは「川崎地名辞典」と「川崎の町名」の2冊から!

これらの文献によれば、

そもそも「木月祗園町」という地名は、かつて井田三舞町との境の木月堀にかけられていた橋の名前に由来し、昭和15年の耕地整理までは「祗園橋」と呼ばれていた

…という由来についてはわかったものの、地名の漢字については記載がありません。

その後インターネットを検索してみたら、こんな記事に辿り着きました。

https://www.kanjicafe.jp/detail/7017.html

この記事によると、なんと”祗”と”祇”は全く別の漢字であり、しかも”祗”は「ギ」とは読まないとのこと!

念のため、我が家の漢和辞典でも調べてみました。

確かにそれぞれ読み方が違いますし、両方とも「祗(祇)は別字」と、ご丁寧に書いてあります。

この2つの字は古くから混同されてきた歴史があるのだそう。

木月祗園町についても、両方の字が混在して使われてきたなかで、「祗」を正式表記にすると決定したタイミングがあったのでしょうね。

肝心な「祗の右上の点」については、残念ながら漢和辞典にも載っておらず、正体不明のままでした…

が、元住吉の地名について思いがけず新たな発見があり、おもしろかったです♪

もし「右上の点の由来を知ってるよ〜!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報くださいね^^

わたしも引き続き調査していきたいと思いまーす!

【参考文献・ホームページ】

・日本地名研究所/編、「川崎の町名」、川崎市、1991

・日本地名研究所/編、「川崎地名辞典 上」、川崎市、2004

・小川環樹、西田太一郎、赤塚忠 編

「角川 新字源 改訂版」、角川書店発行、2004

・日常に”学び”をプラス 漢字カフェ

「「祇園」が、実は全国的にもややこしかった話」

https://www.kanjicafe.jp/detail/7017.html

(2022-06-15参照)

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