コーヒーの味の違いは、感じ取れるのか?

こんにちは、タンジです。

先日の大沢さんとの会話をきっかけに、自分がコーヒーに対して先入観を持っていることに気づきました。。

今回は、前回の記事で改めて考え直したした「コーヒーの味の違いを感じ取るのは難しいのか?」ついて、実際にコーヒーを飲み比べて検証してみたいと思います!

ある日の午後、Muiさんにて

夫と2人で伺い、コーヒーを2種類頼んで飲み比べてみることにしました。

ふたりとも牛乳好きなので、普段はカフェラテ一択なのですが、今回はそれぞれ違う種類のブラックコーヒーをオーダー。

わたしが頼んだのは「ケニア キウニュ・ファクトリーAA 深煎り」

夫は「グァテマラ サンタ・カタリーナ農園モンターニャ区画 やや深煎り」

まずは香りから比べてみます。

おお!違う!

なんとなくこっちの方が香りがスッキリしてる気がするとか、こっちの方が好きかもとか、そのくらいしか描写できませんが、違いを感じ取れたのは確かです。

次に、飲んで比べてみます。

こちらも違いがわかるー!

こっちの方が苦味が強いかも?とか、こっちの方が酸味が強いかも?というなんとも語彙力のない感想になってしまいますが、やっぱり違うのはわかります。

ここで、大沢さんからひとつアドバイス。

少し冷めてからのほうが味の差がわかりやすくなるとのこと。

人間の味覚の構造上、60℃~70℃くらいがいちばん味覚が敏感になるからなのだとか。時間が経ってから飲み比べてみたら、確かにその違いを色濃く感じ取ることができました!

一種類のコーヒーでも、温度変化による風味の違いを楽しむことができるので、よかったら試してみてくださいね。

結論

飲み比べをしてみたら、香りと味の違いを感じ取ることができました!

そして後から気づいたのですが、私は、「コーヒーの味の違いがわかる」ということについて、

「酸味や苦味、そして香りなど、コーヒーの風味を構成する要素の強弱や特徴について、詳しく描写ができること」

だというふうに解釈をしておりました…。そこまでできないと、味の違いをわかったことにならないと思っていたわけです。

そんなふうに思い込んでいたため、「それぞれの味を敏感に感じて言語化せねば!!!」と意気込み、ものすごく真剣に飲み比べていました。

眉間にシワを寄せて目を爛々と光らせながらコーヒーを飲んでいたため、異様な光景だったことでしょう……

(大沢さんから「肩の力抜きなよ」「もっとリラックスして飲みなよ」と言われた理由はこれだったのかと、自宅に帰ってから気づきました。)

そもそもコーヒーを楽しむためには、味を正確に描写することなんて必要ないんですよね。

「わたしはこの種類のコーヒーが好き!」「このコーヒーがおいしい!」と思えるコーヒーに出会えたらそれだけでとっても幸せなことなんだと思います。

「『難しいことはプロに聞く』でいいのです。そのためにプロがいるのですから。」

(大沢さん談)

ということで、今回もコーヒーへの認識をひとつ改めた私。

「味の違いを感じ取れるコーヒーを飲めば、初心者でも味の違いは分かる!」のです。

しかし、同時に新たに湧き上がる新たな疑問。

「自分が好きだと思うコーヒーに出会いたいと思ったら、プロにどういうふうに伝えたらいいの?」

これはまた今度、大沢さんに伺ってみたいと思います。

おまけ

Muiさんに伺うと、ほぼ100%の確率でケーキを頼むわたし。

今回はモンブランをいただきました。(コーヒーもモンブランに合うおすすめの中から選びました。)

今回はコーヒーの味を感じ取ることに気を取られ、モンブランとコーヒーのマリアージュを楽しむのをすっかり失念していました…泣

今度は肩の力を抜いて、素直に美味しさを味わいに伺いたいと思います♪

コーヒーの味の違いは、感じ取れるのか?」への2件のフィードバック

  1. 小野薫

    高校の頃から喫茶店を渡りアルバイトしてました。
    コーヒー豆や炒り方で全く違う味になりますね☕
    良い記事をありがとうございました。

    • ぷくさん

      小野さん、読んで頂き有難うございます♪
      コーヒーがこんなに面白いとは!と私も感銘を受けてます。
      Muiさんに感謝です。

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