売る?貸す?引っ越しの時に考えたい「家のこれから」

こんにちは、タンジです^^

まだまだ寒い日が続いておりますが、徐々に春の新生活の足音が聞こえる季節になってまいりました🌸
転勤等でお引っ越しされる方が増える時期でもありますね。

現在住んでいる家が自己所有の物件の場合、お引っ越しと合わせて
「今後この家をどうするか」
を考えるタイミングにもなるのではないかと思います。

今回は、

・売る?貸す?それとも、戻ってくることを前提に空き家にしておく?今住んでいる家(自己所有)を離れることになった場合の選択肢について
・判断する際に検討が必要なポイント

についてまとめてみたいと思います!

自宅を離れることになった!家をどうする?の選択肢

引っ越しの際に家をどうするかの選択肢は、大きく分けると次の3つになります。

1.売る
2.貸す
3.空き家にしてひとまず持ち続ける

それぞれ解説していきます。

1. 売る

物件を売却し、所有権を完全に手放す形です。
売るのがおすすめなケースとしては、

•もうその家に戻る予定がない

•戻ってくる可能性はあるが、また同じ家に住みたいと思っていない

•資金面の整理がしたい (ローンを完済したい、次の物件を買うために現金が必要なケース)

といったものが挙げられます。

【注意点】
・将来その家にまた戻りたくなったとしても、買い戻せない可能性が大きい
・売却にかかる手続き(査定や募集)、売却益が出た際の手続き(確定申告など)が必要となる
・使用状況などにより、売却してもローンが完済できないケースもある

2. 貸す

自己所有を継続したまま、賃貸に出して家賃収入を得る形です。
貸すのがおすすめなケースとしては、

•将来的に戻ってくる可能性があり、またこの家に住みたいという意志がある

•家賃収入でローンを補いたい

•不動産資産を維持したい

といったものが挙げられます。

【注意点】
•管理の手間が発生する
•入居者との間にトラブルが発生するケースも
•自分が住んでいなくても維持費(固定資産税等)がかかる

ーPOINTー

 自宅を他者に賃貸する場合の契約方法には、いくつか種類があります。

普通借家契約
通常の賃貸借契約。借主の権限が強く、退去してもらうためには借主の同意が必要。

•定期借家契約
あらかじめ貸主側から期間を限定して賃貸借契約を締結する。契約期間終了後は、基本的には借主が退去することになるが、双方の合意があれば再契約も可能。

•サブリース
不動産会社に物件を貸し、その会社が入居者に又貸しする仕組みのこと。
入居者がいなくても一定の賃料を受け取れるが、不動産会社への手数料も発生する。

それぞれ異なるメリットとデメリットがあるため、物件の状況やご自身の意向を踏まえ、最適な契約方法を選択することが大切です。

3. 空き家にしてひとまず持ち続ける

家を離れる段階では売ることも貸すこともせず、一旦様子を見るという選択肢もあります。
おすすめのケースとしては、

• すぐに売る or 貸す決断ができない

• 家族や親族が住む可能性がある

• 別の形での活用も検討している(駐車場・倉庫・更地化など)

などの不確定要素が多い場合や、 自宅に愛着があって他人に住まわれることに抵抗がある、といった場合が挙げられます。

【注意点】
• 自分が住んでいなくても維持費(固定資産税等)がかかる
• 長期間放置すると家が傷み、資産価値が下がる可能性も

「売る?貸す?空き家にする?」迷ったときの判断ポイント

選択肢を整理したら、次はどれを選ぶかを具体的に考えていきましょう。
以下のようなポイントに沿って整理すると、ご自身に合う選択が選びやすくなります💡

1. 将来この家に戻る可能性は?

まずは、

・戻ってくるまでの期間がどのくらいなのか
・戻ってきたとき、自宅のつくりがライフスタイルにあっていそうかどうか(ご自身や家族の年齢を考慮)
・戻ってきた時、今のご自宅にまた住みたいと思っているか

といったことを整理してみましょう。

2. ご自宅を知らない人に貸すことへの心理的な抵抗は?

戻ってきたときにまた住みたいと思っていて、かつ他人に貸すことに抵抗がなければ、賃貸を検討してみてもよいでしょう(契約方法については要検討)。

ご自宅に愛着があり、「他人に住まわれるのは抵抗がある…」という場合は、ひとまず空き家にしておくのも手です◎

3. 売却した場合の売却益と貸した場合の家賃収益を比較してみる

ご自宅の市場価値を調べた上で、

・売却する場合に見込める売却益
・貸す場合の収益

をそれぞれ試算し、どちらのほうがメリットがありそうなのかを検討してみましょう。

4. 住宅ローンの残債と収支のバランス

住宅ローンが残っている場合は、

•売却する場合→売却益とローン残債
•貸す場合→月々の家賃収入と返済額

それぞれのパターンで実際に数値を出してバランスを見てみましょう。

5. かかるコストを算出する

どの選択肢を選んだとしても、一定のコストがかかるため、予め整理しておくといいでしょう。例えば、

•売る場合 →不動産会社に払う仲介手数料・税金・登記費用など

•貸す場合 → 固定資産税・修繕費・管理費
※空室になったパターンでも計算しておくと◎

•空き家にする場合→固定資産税・修繕費・管理費(管理を委託する場合など)

といったものが挙げられます。

6. 貸す場合に発生する手間とリスクを想定する

賃貸にする場合、

・入居者が決まらず空室になる
・修繕が必要になる場合がある
・家賃を滞納される可能性がある
・管理会社に管理を委託する場合、管理委託手数料が発生する

といった手間やリスクも想定されます。
発生した場合の対応策や費用を予め見積もり、それを負担することが可能かどうかの検討が必用です。

プロに相談して、安心の選択を

ご自身が所有する資産の中でもかなり大きな割合を占める「家」。

一度手放してしまうと容易に取り戻すことはできないからこそ、正確な知識をもとにしっかり検討して処遇を決めることが大切です。
その後の人生にも大きな影響を与える選択だからこそ、豊富な知識と経験を持つプロに相談し、「本当に自分に合う選択肢」を見極めましょう。

福街不動産では、お客様の状況を丁寧に伺い、納得のいく選択ができるようサポートしています。
「今後転勤の可能性もあるから、予め知識を入れておきたい」
「とりあえず話を聞いてみようかな…」
という方も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談くださいませ!

福街不動産 株式会社福地
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