こんにちは、タンジです^^
以前「不動産の勉強をしたら、街の見方が変わった話」というお話をお送りしましたが、
先日街を歩いていたら、またしても同じように感じる瞬間に遭遇いたしました。
いつだったかと言うと、井田三舞町の外側をぐるっと歩いた時。
高い建物が少なく、全体的に日当たりのよい街並みを歩く中で、
「そういえば、このあたりの用途地域ってどうなってるんだろう?」
という疑問が、頭をよぎったのです。
用途地域とは、都市計画法で定められている規制のこと。騒音、悪臭、日照問題といった都市郊外の防止や、住みよい都市環境の整備を目的としたものです。
用途地域には13の区分があり、各区分ごとに建てられる建物の用途・大きさ・高さ等の制限が異なります。
【用途地域についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ👇】
というわけで
井田三舞町の建物の雰囲気を見て、高さ制限について気になった私は、川崎市の地図情報システム「ガイドマップかわさき」で、周辺の用途地域を調べてみることにしたのでした。
検索してみた結果が、こちら👇
井田三舞町エリアを、赤枠で囲んでみました。
井田三舞町のエリアは、
・第二種中高層住居専用地域(うすい黄緑色)
・第一種住居地域(黄色)
・第一種中高層住居専用地域(黄緑色)
の3種類で構成されていることがわかります。
さらに、高さ制限について見てみると(高度地区の「最高高さ」の項目を参照)、上から
・15m
・20m
・15m
となっています。
建物で15mというと、大体5階建てくらいに相当するのだそう。
確かに実際に歩いた時も、5階建てより高い建物をほとんど見かけなかった印象があります。
これを読んだ方の中には、
「え?地図の黄緑色のエリアに、5階建てよりも高いマンションがあるのを知ってるよ?どうして?」
と感じられた方がいらっしゃるかもしれません。
すばらしい疑問ですね!
実は、公開空地を設ける等の条件をクリアし、行政の許可を得られれば、高さ制限の緩和を受けられる場合もあるんです。
詳しくは以前の記事にまとめているので、よろしければご一読いただけましたらと👇
ということで、今回は「用途地域」という観点から、井田三舞町を見つめ直してみる試みでございました♪
また気になる場所を見つけたら、同じように調べてみたいと思います^^