司法書士さんに聞く!知っておきたい相続登記

こんにちは、タンジです^^

先日、司法書士の大西さんをお招きし、「相続登記」について学ぶ勉強会を開催しました。
当日はなんと、10名を超える方にご参加いただき、充実した学びのひとときとなりました。

今回は、勉強会でお話しいただいた概要や、当日の様子などをレポートしていきたいと思います。

勉強会の内容

勉強会前半は、大西さんによる相続登記に関する基礎講義
相続登記とはなにか?という基本知識に始まり、以下のような内容について、わかりやすく丁寧に解説していただきました。

  • 相続登記とはなにか?
  • 相続登記の全体的な流れ
  • 相続登記に必要な基本書類
  • 相続パターン別の必要書類
  • 相続登記の費用
  • 相続登記の注意点
  • よくある問題とその対処法
  • 相続登記Q&A
  • 相続について、専門家に相談するメリット
  • まとめ:スムーズな相続登記のためにできること

今回のイベントは、相続の専門家である大西さんと、不動産の専門家である福地さんという、2人の専門家が同席する勉強会だったわけですが
不動産取引の実務が絡む話を福地さんに伺うこともでき、しっかり準備・手続きを進めることの大切さを、よりリアルに実感できる場となりました。

参加して感じたこと

一連の講義や質疑応答を聞いて感じたのは、
「早めに動き始めることは、自分と家族の負担を減らす対策になる」

ということでした。

「なんだか難しそう」
「まだ先の話だし、今は勉強しなくてもいいかな」
「私に関係ある話なのかわからない」

そんな風に思いがちな相続の話。
でも、

早めに知っておけば、手続きをスムーズに進めるための対策ができる一方で、
後回しにすればするほど、手続きが複雑化したり経済的なデメリットを被る可能性も出てきてしまうんです。

例えば、

相続登記をしないまま長年放置
→相続人が増え、いざ売却しようと思ったときに連絡が取れない人がいて、手続きを進められない。

・被相続人(相続財産を所有していた、亡くなった方)しか財産の所在を把握していなかったため、相続財産を把握するための調査が必要になり、なかなか相続登記や相続税申告の手続きが進まない。

・相続税がかかると思っていなかったが、実際には思った以上の税金がかかり、支払いに苦慮する

といったケースが、実際に起こっているそうです。

また、金融機関や不動産関連の手続きについても、財産所有者が認知症になってからだと、「成年後見制度」の利用が必要になり、費用も時間も手間もかかります。
しかし、認知症になる前であれば、家族信託や生前贈与などの対策をとることもできるそうです。

・「難しい」「わからない」「関係ない」と遠ざけず、基本的な知識や流れを押さえておくこと

・家族が所有している財産について、「どこに何があるか」だけでも整理しておくこと

こういった小さなステップから、早め早めに相続を考えていくことが大切なのではないか、と感じました。

今回の勉強会では、参加者のみなさんの質問のレベルが非常に高かったことも印象的でした。
聞かれた内容に対して大西さんが具体的にわかりやすく説明してくださるので、知識を整理しながら学んでいけるのが、とてもありがたかったです。
自分にはない視点からの質問を聞けて、より知識を広げていけるのが、みんなで学べるイベントのありがたいところですよね。

大西さん、参加された皆様
この度はどうもありがとうございました!

福街不動産では、不動産に関する役立つテーマや、気になることを気軽に学べるイベントを、これからも開催していきます。
ホームページやSNS等でお知らせしていきますので、気になるテーマのイベントがありましたら、ぜひお気軽にご参加くださいね。

大西さんの「木月の相談テーブル」のご案内

今回講師をつとめてくださった大西さんは、元住吉の木月キッチンさんにて「木月の相談テーブル」を開かれています。

終活・認知症対策・相続に関するお困りごとについて、無料で気軽に相談できる場所です。

開催日:毎週木曜日 14:00〜17:00
※事前に予約が必要です

電話番号:044-379-8717(陽司法書士事務所)

開催場所:木月キッチン
川崎市中原区木月1-34-13 コーポピュアライフ1F
(元住吉駅から徒歩5分程度)

「終活について考えなければいけないと思うけど、何から始めたらいいのかわからない…」
「相続に関して不安があるけど、だれに相談したらいいの?」

そんな方は、ぜひ大西さんにご相談されてみてください^^

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