こんにちは、タンジです^^
今週末開催予定の、間取りについて考えるイベント
社内会議・公開版【スケルトンリノベーション】
このイベントを企画する中で、
・主流とされる間取りの変遷
・コロナ禍を経て、人気の間取りが変わったこと
といったことが話題にのぼり
「間取りの流行・変遷」について興味が湧きまして
それがわかる書籍がないかを調べてみたところ
という本にたどり着きました。
明治中期から2000年頃まで、日本の住まいがどんなふうに変化してきたかを、実際の家の間取りを例にしながら紹介している一冊です。
本を読んで印象に残ったこと
全体を読んで感じたのは、「間取りの変化は、暮らしの変化を反映したもの」だということです。
例としては、
・上下水道の整備によって水回りが大きく進化したこと
(台所のスタイル、家の中のトイレや風呂の場所など)
・家庭電化製品の普及に伴い、それらを置くためのスペースが取られるようになったこと
(洗濯機を置くために脱衣所のスペースが取られるようになったり、冷蔵庫を置くために、土間の台所からダイニングキッチンへと変化したこと)
・戦後の改革、経済発展といった社会の変化が、家づくりに大きな影響を与えてきたこと
といったものがありました。
また、各部屋がつながりあって使われるもともとの日本家屋のスタイルから、時代を経て
「この部屋は寝室、この部屋はリビング」といったふうに独立性が強まり、部屋ごとの役割が割り当てられていく様子も印象的で
人々の考え方や価値観の変化が、間取り・住まいのあり方に大きく影響していることもわかりました。
この本が出版されたのは2004年で、取り上げられているのは2000年ごろまでの内容になるのですが、ここ最近のことでも
コロナ禍でリモートワークのための部屋が求められるようになったり
猛暑で北向きの部屋の人気が上がったり
社会情勢や環境の変化に伴って、住まいに求められることが変化しているのを実感することができます。
変化のスピードが速く、変化の幅も大きい昨今
その変化に伴って、間取りの主流のスタイルも変化していくのでしょうね。
非常におもしろい本だったので、内容が気になった方はぜひ読んでみてくださいね!
間取りを一緒に考えてみませんか?
こうした「暮らしと間取りの関係」を少し意識してみると、実際に自分が住まいを選ぶ際に、新たな視点を加えることができます。
今回開催するイベント「社内会議・公開版【スケルトンリノベーション】」では、
・リフォーム・リノベーションの基本的な知識(法律や規制、工事の種類の違いなど)
・壁紙を張り替えるだけのリフォームと、骨組みだけにするスケルトンリノベーションの違い
といった内容を学んだあと、実在する物件を題材に「あなたならどんな間取りにする?」を考えていただくワークショップを行います。
「自分が理想とする暮らしを送るためには、どんな間取りがあっているかな?」と、ぜひ自由にイメージを膨らませてみてくださいね♪

◆開催概要◆
日時:9月14日(日)10:30~
場所:福街不動産(川崎市中原区木月祗園町12-1)
参加費:無料
◆参加方法◆
①facebookイベントページより参加(※イベント名をクリックするとイベントページに移ります)
②メール(info@fukumachifudousan.co.jp)にて、参加を希望するイベント名をご連絡ください。
③公式LINEに登録後、「社内会議公開版【スケルトンリノベーション】への参加を希望」とメッセージください。

家づくりや住まい選びに興味がある方はもちろん、「間取りを考えるのが好き」という方にもおすすめのイベントです。
ぜひお気軽にご参加ください!