年末特集！〜ふくちの頭の中〜2024ver.

福街不動産として「これに注力していきたい！」と思える分野を定めて、実際にそちらにシフトし始めた一年だったと思います。
ありがたいことに福街不動産にお寄せいただく相談の量が増え、幅も広がってきたのですが、手を広げすぎるとエネルギーが分散してしまう危険性も感じ始めていたんです。
もともとは、やることの幅を狭めるのはよくない、機会損失にもなると考えていたので、できるだけ引き受けるスタンスだったのですが、むしろサステナブルでないと気づきまして。
やることを決めて、対外的にも打ち出していく。そこに着手できたのではないかと感じています。

発信や広報の分野になるのですが、売却や賃貸管理に関する発信に厚みを持たせました。
「福街不動産はこれをやっています！」とアピールすることによって、
①福街不動産が強みとする内容についてご相談したい方とつながる
②お客様の希望とのミスマッチを防ぐ
の2つのメリットがあると考えたためです。来年もこの流れは継続していきたいですね。

本業でいうと、初めて「売主になる」という経験をしたのが、大きな出来事だったと思います。とある物件を購入し、リノベーションして売却をしたのですが、そこから得た学びがとても大きかったです。

ひとつが、ペルソナを決める大切さです。リノベーションの方向性を決める際、ペルソナがあいまいだと、「新しくてきれいだけどなんとなく統一感のない住まい」になってしまうことが見えたんですね。そうすると、広告もぼんやりしたものになってしまい、誰にも刺さらない結果になってしまう。
その物件の特性をよく理解し、どんな人にとっての需要を生み出せるのかを細かく具体的に考えていく過程がなければ、「ここに住みたい！」と思ってもらうことは難しい。この実感を得られたことで、それ以降の営業活動のあり方にも大きな影響があったと思います。
もうひとつは、売主さんの気持ちを体感できたことです。
早くいい価格で売れてほしいという想いだったり、案内予約が入る度に一喜一憂したり、お申し込みにつながらない時に焦りを覚えたり…
これまでもお客様の目線に寄り添うことを意識して仕事をしてきましたが、よりそこに共感を持って対応できるようになったと感じています。

8周年記念イベントとして実施した「漫画喫茶壱巻堂」が印象深かったですね。
当初は「不動産と関係ないし、8周年とも関係ないし、どうだろうな…」という迷いもあったのですが、蓋を開けてみたら予想以上に盛り上がりまして、参加者の方にも好評だったんです。これはまたやりたいな、と思えるイベントでしたね、

専門家の方をお招きしての座談会を、またいろいろとやってみたいなと考えているところです。

こちらの漢字です。

「転機」の転、ですね。

先ほどもお話したように、仕事の方向性の転機になった一年だったということがあります。
また、「転んだ」と感じる出来事もあったのですが、それによって学びがあり、大きな成長を得られたので、そういう意味でもこの漢字を選びました。

2025年のテーマは…

「進む」です！

今年決めたことを、より前に進めていく一年にしたいという想いで選びました。
転んだりトライアンドエラーをしたとしても前進する、福街不動産のゆったり感を大事にしつつも、スピード感を意識して取り組んでいく。
そんな2025年にしたいですね。

いつも福街に関わってくださり、ありがとうございます。
様々な行動の選択肢が溢れる世の中にあって、ご相談に来てくださったり、イベントに足を運んでくださったり、ブログを読んでくださったりするということは、大変ありがたいことだなと感じています。
選んでいただいたからには楽しんでいただきたいし、少しでも幸せになれるようなお手伝いをさせていただきたい。来年もそんなスタイルで福街不動産を営業したいと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。