こんにちは、タンジです^^
立春を過ぎ、なんとなく暖かくなってきたような気がする今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、「マンションストーリーズ at 元住吉」第4弾!ということで、井田中ノ町にある「オーベル元住吉プレクシード」についてお伝えしたいと思います!
【オーベル元住吉プレクシードが建てられたころのできごと】
オーベル元住吉プレクシードが建てられたのは、2006(平成18)年3月。もう少しで15歳になる物件です。
このマンションが建つ前、この場所には「元住吉中独身寮」「元住吉南独身寮」という建物がありました(2004年の地図上の表記)。2002年の地図では「あさひ銀行元住吉中独身寮」「あさひ銀行元住吉南独身寮」という表記になっています。りそな銀行・埼玉りそな銀行の前身になった都市銀行の社員寮があった模様です。
オーベル元住吉プレクシードが建てられた頃に川崎市で起きた主な出来事は、
・2005(平成17)年 阿部孝夫市長 再選
・2006(平成18)年 東急東横線元住吉駅が高架化
川崎駅西口ラゾーナ川崎プラザ オープン
・2007(平成19)年 パブリックコメント手続条例 施行
第3回アメリカンフットボールワールドカップ2007 川崎大会開催
アートセンター オープン
などがあります。今の元住吉駅ができたのと同じ年に建てられたマンションなんですね!
ちなみに、2006(平成18)年は、第1次安倍内閣が発足し、トリノオリンピックで荒川静香選手がフィギュアスケート女子シングル金メダルを獲得した年でもあります。
【オーベル元住吉プレクシード今昔】
オーベル元住吉プレクシードが建てられた頃の地図と、現在の地図を見比べてみます。すると、2006年当時の地図では、ブレーメン通りにバス停があることを発見。
このマンションが建った当時、すぐ近くに「井田中ノ町」「中ノ町住宅前」という名前のバス停があった模様。
数年前の記憶をたどっても、井田商店会やブレーメン通りをバスが走っていた記憶がなかったため、調べてみることにしました。
分かったことを簡単にまとめると、
・2011年5月までは、始発から午前9時30分までの時間帯に限り、井田交番からブレーメン通りから元住吉駅前を経由し、オズ通りを抜ける路線が運航していた。
・2011年5月、綱島街道やぐら橋の拡張工事に伴い、尻手黒川道路を通り、木月4丁目を経由するルートに暫定的に変更。
・2016年5月28日、川崎市が国土交通省へ路線廃止の届出を提出。同年12月28日をもって、このルートは正式に廃止となった。
という経緯があったようです。
私はこの路線が廃止された後の元住吉しか知らないので、あの人通りの多い商店街をバスが通っていたとは…!と、驚きの気持ちでいっぱいです。自分がよく行く土地の、まだ知らない頃の地図を見てみると驚くような発見がありますね。
後半では、オーベル元住吉プレクシード周辺を実際に歩き、現在の様子についてレポートしていきたいと思います。
【おまけ♪】
なんとなく歩行者天国になっているイメージの強いブレーメン通りですが、実はそうなっているのは12:00~19:00の時間帯のみ。
朝の時間帯に歩いてみると車が走っていて、昼間とは別の場所のようです。
【参考文献・URL等】
・「ゼンリン住宅地図 中原区200207」、ゼンリン、2002
・「ゼンリン住宅地図 中原区200307」、ゼンリン、2003
・「ゼンリン住宅地図 中原区200407」、ゼンリン、2004
・「ゼンリン住宅地図 中原区200607」、ゼンリン、2006
・「ゼンリン住宅地図神奈川県川崎市 3」、ゼンリン、2020
・「未来に伝えるなかはらの歩み-中原区区政40周年記念写真集-」、川崎市中原区役所、2012
・東海道かわさき宿交流館 「歴史年表『川崎のあゆみ』」 http://kawasakishuku.jp/asset/00032/oshirase/kawasakinoayumi.pdf
(参照 2021-02-04)
・カナロコ
「川崎市、バス路線廃止を届け出 元住吉駅前通経由バス 安全確保など難しく」
https://www.kanaloco.jp/news/economy/entry-77892.html
(参照 2021-02-04)
・JIJI.COM
「【図解・社会】平成を振り返る、2006年10大ニュース」
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_general-10bignews2006
(参照 2021-02-04)
・ウィキペディア「あさひ銀行」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%B2%E9%8A%80%E8%A1%8C
(参照 2021-02-04)