「売却講座 マンション相場編」体験レポート

こんにちは、タンジです^^

1/31(日)、2/1(月)、2/5(金)の3度にわたって開催したオンラインイベント「売却講座 マンション相場編」。

おかげさまで、たくさんの方にご参加いただきました!

今回のブログでは、初日1/31に行われた講座の模様をお伝えしていきます。

1月31日(日)10:30 イベントスタート

まずはファシリテーターである福地さんの自己紹介から。

福地さんは2007年に分譲マンションを購入し、現在も同じお家に住んでいますが、実は一度売却を試みたことがあるのだとか。自分が所有者であることは伝えず、いち担当者として内見案内をしたところ、見学者からは数々の厳しいコメントが…😨

その経験で心が折れ、売却を断念するに至ったというエピソードを語ってくださいました。

査定の話に移る前に、自宅を住み替える際の選択肢について説明がありました。

売却する以外に、賃貸物件として所有する、親族に貸すなどの選択肢があり、その時の仕事や資産の状況を考慮して選ぶのがよいとのこと。ふむふむ。

そして、今回のテーマである査定についての説明に移っていきます。

・一般的な売却の流れ

・そもそも「査定」とはどんな行為なのか?

・査定の種類(机上査定/実査定)

・宅建業者買取/一般仲介売買の違い

・価格が決まる要因

などなど…

マンションの場合、自宅の状況に近い最近の取引事例があれば、売れそうな価格を自分でも割り出すことができる、という話が驚きでした!

一通り説明を受けたのち、例題を解きながら更に査定のやり方を深く見ていきます。

マンションの場合、同じマンション内の成約事例を参考にして査定額を決めていくのですが、成約事例を選ぶ際にも注意点があるとのこと。その物件の条件(階数や眺望など)や売却時期だけでなく、売却方法、売却期間、売却先など、いくつかのポイントを確認してからでないと、比較対象にしていいかどうかは分からないのだそうです。

仲介業者によって査定する際のセオリーが違うこともあるため、いろんな会社の話を聞いてみるのも大事とのことでした。

説明終了後は、10分ほど質疑応答の時間。

実際に不動産の売却を検討している参加者の方もいらっしゃり、具体的な質問がいくつも出されていました。

例えば、

「いろんな業者に査定してもらったけど、何を決め手に業者を選べばいいの?」

「築年数を重ねると、大体何パーセントくらいずつ価格が落ちるの?」

「売却の際、スピード感が大事と言う人がいるけど本当?価値が落ちてしまうものなの?」

などなど…

わたしにはこういう質問は思い浮かばないので、毎度のことながら非常に勉強になります…!

最後に、福地さんが査定する際に参照するガイドマップかわさき(川崎市地図情報システム)というシステムについて紹介がありました。これは、地図上に都市計画情報(用途地域など)や浸水実績、学区などを表示してくれるシステムで、インターネットを使ってだれでも参照することができます。

査定の際は、用途地域や道路種別、配管の位置などを確認し、物件の現状だけでなく、将来の周辺環境がどう変わるかなども予測するためにこのシステムを用いているそうです。

感想

「自宅の売却(特に居住中)は、売る人にとって大きなストレスになりうる。そのため、自分の目的を叶えることを第一優先にして売却の仕方を考えていくのが大事。」

という福地さんのことばが非常に印象的でした。

売却の流れを見てみると、ローンや権利関係の手続きなど、難しそうなことがたくさん…

同時に引っ越しのことも考えなければいけないですし、すごく大変そうです。

この大変さを乗り越えるためには、しっかりサポートしてくれて信頼のおける仲介業者を見極めることがとても大事なんだろうな、と思います。

また、最後の質疑応答タイムに活発なやりとりがなされているのを見て、

「不動産の売却を考えているけど、担当さんにこんなこと聞いていいのかな…?」「気を使ってしまって、なかなか質問できない…」と感じている方でも質問しやすいオンラインイベントになったと感じました!